URLを間違って入力することで年間5000万アクセスを稼ぐタイポスクワッティングサイトがあるらしい

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URLのご入力・スペルミスを利用して、特定のURLへアクセスを全く関係のないページにリダイレクトするという手口が「タイポスワッティング」です。

「Krebs on Security」によると、2018年1月から3月までの3か月の間ですでに1200万件以上のタイポスワッティングサイトへのアクセスが確認されたと報告されています。

webブラウザにアドレスを手打ちで入力する際にうっかりタイピングミスしてしますと、本来であれば存在しないアドレスであるため、「HTTP 404 Not Found」のエラーが表示されます。

しかし、世界中からたくさんアクセスされるようなサイトの場合、ウイルスやマルウェアが仕込まれたページやポルノサイトにリダイレクトされることも考えられます。

特に、インターネットをやってる人であれば必ず何度か目にしたことがあるであろう「.com」は「o」の文字を打ち漏らしてしまうミスが多いため、「.cm」を持つURLがタイポスワッティングに利用されているケースが多いそうです。

さらになんと、1000以上のタイポスワッティングサイト群をホスティングするプロバイダからネットワーク全体の過去4年間のアクセスログがダウンロードできることが判明した。

このことから、「Krebs on Security」は「webブラウザのアドレスバーにサイト名を直接入力してジャンプする習慣をやめるべきで、よく訪れるサイトはブックマークに登録してジャンプするほうが良い」と主張しています。