熱すぎる飲み物は実は〇〇のリスクがある!?

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今度あなたが一杯の熱い飲み物を淹れるときは、飲む前に少し覚ましたほうがいいかもしれません。

ある研究者は、熱い飲み物を冷ますことは、あるガンから予防することができると提唱しています。実際、国連の研究機関は熱い飲み物を、ガソリン、排気ガスと同じように発がん性があると指摘しています。

言い換えると、がんの原因になるといっているのです。

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IARC(International Agency Reserch on Cancer : 国際ガン研究機関)は、WHO(世界保健機関)の一部です。

IARCは、医療定期刊行物であるLancet Oncology(ランセット腫瘍学誌)にある研究成果を公表しました。その中で、IARCの研究者は、温度が65℃以上の飲み物を飲む場合、食道がんになる可能性が高くなるという証拠を明らかにしました。

 

研究者たちは、お茶やコーヒーが70℃以上で提供されることが多い地域の別の研究結果を調べました。こうした研究はイラン、中国、南米で行われました。

 

ヨーロッパやアメリカでは多くの人が60℃くらいの温度でコーヒーやお茶を楽しみます。

さらに彼らはかなり温度を冷ましたミルクをしばしば加えます。

しかし、イランのお茶愛好家や南米のマテ茶愛好家の多くは、飲み物を70℃くらいにして楽しむそうです。

※マテ茶とは、イエルバ・マテという樹の葉を熱湯に浸すことで作られるお茶のような飲み物です。 

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研究者は、南米がとても暑いマテ茶を直接飲むわけではないことに気付きました。

彼らは鉄のストローをそれに通しても飲んでいるのです。これは、やけどするほど熱い液体を直接喉に送り込んでしまいます。

 

しかしながらこの研究結果は、コーヒーを飲む人にとって良いニュースではありませんでした。1991年WHO(世界保健機関)は、発がん性物質があると発表しました。

しかしWHO当局は、その後その見解を変えました。

現在、彼らはその成分ではなく、飲み物の高い温度が高いリスクを持つ要因であると指摘しています。

クリストファー・ワイルドはIARCの所長です。AFP通信社と話した際、彼は、「非常に熱い飲み物を摂取することが食道がんの考えうる一要因であり、また、飲み物それ自体よりも温度に原因があるらしいことを示している」と公言した。

これに対して全国コーヒー協会はこの情報を「コーヒー愛好家にとってとてもよいニュースだ」と言っています。

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しかし、どのようなものが食道がんの共通点なのか?

食道がんは世界でも発がん率が高いがんの一つです。

2012年には食道がんで約400、000もの人々が亡くなっています。